海外旅行でeSIMを使ってみた感想!現地SIM不要で快適なネット環境を確保する方法

大手キャリア紹介

海外旅行でeSIMを使ってみた感想!現地SIM不要で快適なネット環境を確保する方法

1. 導入

海外でスマホを使う際、これまで主流だったのは現地SIMカードの購入。しかし、最近はeSIMを利用することで、手続き不要でよりスムーズに通信環境を整えられるようになりました。

今回は、実際に海外旅行でeSIMを使ってみた感想をまとめ、どのようなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。

2. eSIMとは?

eSIM(Embedded SIM) とは、物理的なSIMカードを挿し替えることなく、スマホ本体にデータをダウンロードするだけで通信が可能になる仕組みです。

eSIMの特徴

  • スマホの設定画面からプロファイルをダウンロードするだけで利用可能
  • 現地SIMを購入する手間なし
  • 端末によっては複数のeSIMを登録できる

対応機種やキャリア eSIM対応スマホが増えており、iPhoneやPixel、一部のAndroid端末で利用できます。主要なeSIMプロバイダーには「Airalo」「Ubigi」「Nomad」などがあり、旅行前にアプリでプランを購入できます。

最近では、主要なキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)もeSIM対応を進めており、日本国内でも簡単にeSIMを利用できる環境が整いつつあります。

3. eSIMを使ってみた感想

実際にeSIMを使ってみて感じたポイントを整理すると、以下のようになります。

(1)フィリピン渡航でKKdayのSmart eSIM 4Gを利用

今回の渡航先はフィリピン。事前にkkdayを利用し、Smart eSIM 4G(3GB/3日間・1,392円)を購入しました(下記リンク先)

https://www.kkday.ca/ja/product/132859-philippines-unlimited-data-esim

(2)現地で面倒な手続きが不要

従来の現地SIMカードでは、以下のような手続きが必要でした。

  • SIMカードを購入するために店舗を探す
  • パスポートを提示して契約
  • SIMカードを交換し、APN設定を行う

フィリピンでは、空港やショッピングモールで「Globe」「Smart」などのキャリアのSIMカードが購入できますが、混雑していることも多く、購入に時間がかかる場合があります。空港で購入した場合は、ローカル価格に比べて、かなり高額になります。

ただ、eSIMなら事前にオンラインで購入し、QRコードをスキャンするだけで使えるので、こうした手間を一切省けました。

(3)到着後すぐに利用可能

飛行機を降りた瞬間から、スマホがインターネットに接続できるのは非常に便利です。特に、以下のような場面で役立ちました。

  • 空港でGrab(配車アプリ)をすぐに利用
  • Googleマップでホテルまでのルートを確認
  • フィリピンの観光地情報を検索

特にフィリピンではタクシーよりも「Grab」の利用が推奨されているため、空港でアプリを開いてすぐに配車できるのは非常に助かりました。

(4)必要最低限の低コストで利用可能

eSIMは旅行期間に応じて適切なデータプランを選べるため、無駄なコストを抑えることができます。

今回の利用プラン:

  • Smart eSIM 4G(kkday)
  • 3GB / 3日間 / 1,392円

フィリピンではWi-Fi環境も比較的整っているため、3GBでも十分でした。追加のデータ購入もオンラインで可能だったので、不足した場合でもすぐに対応できます。

(5)初回設定に少し戸惑うが、慣れれば簡単

eSIMの設定は、初めての人にとっては少し難しく感じるかもしれません。

  • eSIMプロファイルのダウンロード
  • モバイルデータ設定の変更
  • APN設定の確認

フィリピンのSmart eSIMの場合、APNの設定が必要だったため、少し時間がかかりました。しかし、公式サイトやKKdayの説明を参考にすれば、5分ほどで設定完了。次回からはよりスムーズにできそうです。

4. eSIMと現地SIMの比較

項目eSIM現地SIM
手続き事前設定で簡単現地で購入&開通手続きが必要
使い勝手到着後すぐ使える店舗を探す手間あり
価格旅行期間に合わせて選べる安いが購入に手間
トラブル対応日本語サポート対応のeSIMあり英語or現地語での対応が必要

5. eSIMを使うべき人・現地SIMが向いている人

eSIMが向いている人

  • 短期滞在(1週間以内)
  • 現地でSIMカードを購入する時間を節約したい人
  • 出発前に通信環境を整えたい人

現地SIMが向いている人

  • 長期滞在(1ヶ月以上)
  • なるべく通信費を安く抑えたい人
  • 大容量データプランを使いたい人

例えば、3ヶ月以上滞在する場合は、現地の月額プランを契約した方がコスト的にお得です。バリ島やベトナムなどでは月額1,000円程度で大容量のデータ通信が可能なプランもあります。

6. まとめ

海外でのスマホ通信手段として、eSIMは非常に便利な選択肢です。

  • 現地SIMのような購入手続き不要
  • 到着後すぐにインターネット利用可能
  • 必要なデータ量を選べるので無駄がない

今回のフィリピン渡航でも、kkdayで購入したSmart eSIM 4G(3GB/3日間)を利用することで、スムーズな通信環境を確保できました。

短期旅行やビジネス出張など、スマホをすぐに使いたい場面ではeSIMの利用がおすすめです。次回の海外旅行の際には、ぜひeSIMを活用して快適なネット環境を手に入れましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました